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インプラントのメンテナンスが重要!トラブルやセルフケア方法も解説

インプラントのメンテナンスが重要!トラブルやセルフケア方法も解説

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はじめに

インプラントは、とても機能的で審美的な治療法ですが、その健康を維持するためには、患者様ご自身のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスが大切です。
メンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎や寿命の短縮といったトラブルの原因になります。
適切なケアを行い、インプラントを長く安心して使えるようにしましょう。

目次

01.インプラントのメンテナンスの重要性
02.インプラントのメンテナンス不足によるトラブル
03.インプラントのメンテナンス内容
04.インプラントのメンテナンスの頻度
05.インプラント治療後のセルフケア方法
06.エクシアデンタルクリニック墨田のインプラント治療

 

 

インプラントのメンテナンスの重要性

インプラントを長期間にわたり快適に使用するためには、定期的なメンテナンスが必要です。
適切なケアを怠ると、インプラント周囲炎の発生や進行、さらにはインプラントの脱落といった問題が生じる可能性があります。
メンテナンス不足は、インプラントの寿命に大きく影響を及ぼします。
インプラントやその周囲の歯周組織を健全に保つことで、治療の効果を長く持続させることができます。
また、メンテナンスはインプラントメーカーの保証を受ける上でも重要な役割を果たします。
多くのメーカーでは、定期的なメンテナンスを条件に保証を行っています。
これは、トラブルが発生した際に補償を受けるための重要な基準となります。
保証が適用されるようメンテナンスをしっかり行うことで、いざという時の金銭的な負担が軽減され、治療後の安心感も高まります。

 

 

インプラントのメンテナンス不足によるトラブル

インプラントは自然歯と同様、日々のメンテナンスが必要です。しかし、適切なケアを怠るとさまざまなトラブルを招く可能性があります。
これらの問題は患者様の口腔内の健康だけでなく、全身の健康や生活の質にも影響を及ぼします。
ここでは、メンテナンス不足が引き起こす具体的なトラブルについて詳しく解説します。

インプラント周囲炎を発症

インプラント周囲炎は、メンテナンス不足が原因で発症する一般的なトラブルの一つです。適切なケアが行われないと、プラークや歯石がインプラント周囲に蓄積し、そこに細菌が増殖することで歯肉に炎症が起こります。
初期段階では歯肉の軽度の腫れや出血を伴うことが多く、痛みを感じない場合もあるため、発見が遅れることがあります。
この状態を放置すると、炎症が進行し、周囲の骨にまで影響が及びます。
骨の吸収が進むとインプラントの固定が弱まり、安定性が失われて最終的にはインプラントが脱落してしまう可能性があります。
またインプラント周囲炎は周囲の健康な天然歯や顎骨にも広がり、口腔全体の健康を損なうリスクも高くなります。

装置の不具合

メンテナンス不足により、インプラント自体や上部構造に不具合が生じる場合があります。長年使用する中で、ネジの緩みや被せ物の破損、インプラント体の摩耗などが発生することがあります。
これらの不具合は、日々の噛む力や食事の内容、口腔内の環境によって進行しやすくなります。
特に定期検診を怠ると、これらの問題を見逃してしまい、結果としてさらなる修理再治療などが必要になる場合があります。
不具合を放置すると、噛み合わせのバランスが崩れたり、隣接する歯や顎の骨に負担がかかったりすることもあります。
問題を防ぐためにも、歯科医院での定期的なメンテナンスが大切です。

噛み合わせの悪化

歯の位置は日々変化しているため、噛み合わせにも変化が起こります。
そのため、メンテナンス不足だとインプラントと天然歯の噛み合わせのバランスが少しずつくずれていきます。
このままで時間が経過すると、インプラント周囲の骨が変化し、噛み合わせが根本的にくずれてくるリスクもあります。
噛み合わせの悪化は、口腔内だけでなく全身にも影響を及ぼします。
食べ物をきちんと噛めなくなることで胃腸に負担がかかり、消化不良の原因となります。
また、噛み合わせの変化により顔貌が崩れる場合や、顎関節症のリスクが高まることもあります。
こうした問題を防ぐには、定期的なメンテナンスで噛み合わせの調整を行い、早めに異常を発見することが重要です。

 

 

インプラントのメンテナンス内容

インプラントは、天然歯以上のメンテナンスが必要です。
適切にケアをしないと、インプラント周囲炎や骨吸収といった問題が発生する可能性があります。
長期間快適に使用するためには、定期的な診査とケアが欠かせません。
ここでは、口腔内診査、レントゲン検査、PMTC、噛み合わせの調整、歯磨き指導といったインプラントメンテナンスの具体的な内容を詳しく解説します。

口腔内診査

口腔内診査では、インプラントの健康状態を確認し、問題を早期に発見します。
この診査では、虫歯や歯周病のチェックを行うとともに、特にインプラント周囲の歯肉や組織の状態を詳しく観察します。
炎症や出血の有無、腫れなどの異常を確認し、必要に応じて治療計画を立てます。
また、インプラント周囲炎の兆候がないかも調べます。
これらの診査は、インプラントを長期的に安定させるための基盤となります。

レントゲン検査

レントゲン検査は、肉眼では確認できない部分を詳細に調べるために欠かせない検査です。
特にインプラントが顎の骨に適切に定着しているか、骨の吸収や変化がないかを確認する上で重要です。
一般的に、レントゲン検査は年に1回〜2回行われるのがちょうどよいとされており、定期的に撮ることで長期的な管理に役立ちます。
骨の状態を把握することでトラブルを防ぎ、適切な治療を行うことが可能になります。

PMTC

PMTCは、歯科衛生士による専門的なクリーニングで、スケーリングや歯面研磨など、お口のクリーニング全体のことを指しています。
これらはインプラントの長期的な維持に欠かせません。
歯磨きでは取り切れない歯石やプラークを除去することで、細菌の増殖を抑えます。
インプラント周囲は清掃が難しいため、定期的にプロフェッショナルなケアを受けることで、インプラント周囲炎を防げます。

噛み合わせの調整

噛み合わせの調整は、インプラントが負担を受けないようにするための処置です。
咬合紙を用いて噛み合わせの状態を確認し、異常があればその場で調整を行います。
また、アバットメントを調整することで噛み合わせを調節する方法も取られます。
噛み合わせ不良はインプラントや顎の骨、周囲の歯肉に負担をかけ、トラブルの原因となるため、定期的な確認が大切になります。
この調整により、インプラントを快適かつ長期間使用することが可能となります。

歯磨き指導

歯磨き指導は、患者様が日常的に行うセルフケアをより効果的にするためのものです。
歯科衛生士や歯科医師が、患者様一人ひとりに合った正しいブラッシング方法や補助清掃器具の使い方を丁寧に指導します。
また、インプラント周囲炎やその他のトラブルを予防するため、特に注意すべきポイントやケア方法を具体的にアドバイスします。
これにより、患者様ご自身の口腔内環境を良好に保ち、インプラントの健康を長期的に維持することができます。

 

 

インプラントのメンテナンスの頻度

インプラントを長期間健康に保つためには、適切なメンテナンス頻度を守ることが大切です。
一般的には、歯科医院でのメンテナンスは3カ月に1回が理想的とされています。
この定期的な受診により、専門的な診査やクリーニング、噛み合わせの調整を受けることができ、インプラント周囲炎やその他の問題を早期に発見・予防することが可能です。
一方、患者様ご自身による日々のセルフケアも欠かせません。
セルフケアは1日3回、食後に行うようにしましょう。
特にインプラント周囲を丁寧に清掃することが大切です。
適切な歯ブラシや補助器具を使用し、プラークや食べかすをしっかり除去しましょう。
また、歯科医師や歯科衛生士から指導されたブラッシング方法を継続することで、トラブルを防ぐことができます。
歯科医院でのプロフェッショナルケアと毎日のセルフケアを両立させることで、インプラントを快適かつ長期間使用することが可能になります。
両方のケアをバランスよく取り入れることが、インプラントの健康維持において非常に大切です。

 

 

インプラント治療後のセルフケア方法

インプラント治療は、失われた歯を補うための優れた選択肢ですが、その寿命を左右するのは治療後のセルフケアです。
インプラントは天然歯と異なり、虫歯になることはありませんが、周囲の組織が炎症を起こすと、最悪の場合、インプラントを失うことにもつながります。
ここでは、インプラントを長く快適に使うためのセルフケア方法について詳しく解説します。

普段の口腔ケア

インプラントを清潔に保つためには、日々の適切な口腔ケアが欠かせません。
まず、インプラント周辺を含む歯全体を丁寧にブラッシングすることが基本です。
柔らかめの歯ブラシを使用し、インプラントの土台となる歯肉部分を傷つけないよう注意します。
磨き残しが発生しやすいインプラント周囲には、デンタルフロスやタフトブラシを使用して、歯間の汚れやプラークをしっかりと除去しましょう。
また、抗菌効果のある洗口液を併用することで、細菌の繁殖を抑え、口腔内を清潔に保つことができます。
歯科医師からのアドバイスに基づいて、自分に合ったケア用品を選びましょう。
さらに、毎日同じ時間にケアを行う習慣を身につけることが重要です。

食生活に注意

インプラントの健康を保つためには、日々の食生活にも気を配る必要があります。
特に食事とその後の清掃の時間をしっかり決めるなどして細菌が増殖する原因を減らすことが大切です。
また、硬い食品を頻繁に噛むと、インプラントに過度な負担がかかり、ダメージを与える可能性があります。
硬いお菓子やナッツ類、氷などはなるべく避けることを心がけましょう。
さらに、栄養バランスを考慮した食事を取り入れることで、インプラントを支える骨の健康を維持できます。
カルシウムやビタミンDを多く含む食品(牛乳、ヨーグルト、魚など)を積極的に摂取することで、骨密度を高めましょう。
これらの栄養素はサプリメントを利用して補うこともできますが、食事で摂取するのが理想です。

禁煙

喫煙は、インプラントの寿命に大きく影響を与える習慣の1つです。
タバコに含まれるニコチンや有害物質は、歯肉の血行を悪化させることで、インプラント周囲の組織に悪影響を及ぼします。
その結果、インプラント周囲炎のリスクが高まり、インプラントの定着や維持が困難になる場合があります。
このため、インプラント治療を受けた後は、禁煙に取り組むのがおすすめです。
禁煙が難しい場合でも、歯科医師や専門家と相談し、喫煙本数を減らす努力を始めましょう。
また、禁煙補助薬やカウンセリングを活用することで、禁煙成功の可能性を高めることができます。
喫煙を控えることで、歯肉の健康状態が改善され、インプラントの寿命を大幅に延ばせる可能性があります。
禁煙はインプラントだけでなく、全身の健康を向上させる第一歩です。

 

インプラントを健康に保つためには、適切な口腔ケア、バランスの良い食生活、そして喫煙を控えることが大切です。
これらの習慣を徹底することで、インプラントの寿命を延ばし、より良い生活を送ることができます。
さらに、歯科医院での定期的なメンテナンスを受けることで、トラブルの早期発見・予防が可能になります。
インプラントを大切にケアし、長く使えるようにしましょう。

 

 

エクシアデンタルクリニック墨田のインプラント治療

院長の専門性


当院の院長である廣嶋一哉は、公益社団法人 日本口腔外科学会の認定医であり、口腔外科に関する確かな知識と経験を持っています。
インプラント治療は手術をともなうことが多く、高度な口腔外科の知識が治療の成功と安全性のカギとなります。

当院で完結する治療計画


インプラント治療を行なっている歯科医院の中には、骨造成やサイナスリフトのような処置をほかの歯科医院にお任せする場合があります。
しかし、当院では治療の一貫性と効率性、患者様の負担軽減を重視した治療を行っているため、できる限り当院だけで完結できる治療計画を作成いたします。

最新設備と安全性への配慮


当院では、インプラント治療に必要な最新の設備と衛生管理を徹底しており、安全性の高い治療環境を確保しています。

監修者情報

著者画像
院長・歯科医師 廣嶋 一哉

資格 Qualification

【資格】歯科医師
【出身大学】東北大学 歯学部
【出身大学院】千葉大学大学院 医学薬学府先端医学薬学専攻

ドクターコメント Doctor comment

▼患者様へひとこと
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