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噛み合わせ(不正咬合)

快適な噛み合わせで食事ができていますか?

虫歯ではないのに、噛むと痛い…
このような症状がある場合には、噛み合わせが悪く顎関節症になっている可能性があります。

噛み合わせは急に痛みが出るというよりは、不具合がでてくるまでにある程度期間がかかります。
症状が強くなると口を開けることもつらくなり、食事に支障が出てくることも考えられます。

そうなる前に早めに噛み合わせを整えておくことが大切です。
噛み合わせが悪くなる原因は一つではありません。
根本的な原因を見つけて、噛み合わせの治療も行っていきましょう。

目次

こんなお悩みありませんか?

  • 口が開きにくい
  • 食事をすると顎が痛い
  • 噛んだ時にバランスが悪い気がする
  • 顔がゆがんでいる気がする
  • 口呼吸を改善したい
  • 噛み合わせが悪くサ行が発音しにくい

噛み合わせについて

嚙み合わせとは

私たちは下の顎を上下に動かして、上の歯に噛み合わせています。
嚙み合わせとは、上下の歯の接触状態を指します。
嚙み合わせの力がバランスよくなるためには、均等に嚙み合わせていることが大切です。
上下の接触のバランスが均等に取れていて、顎関節・歯・筋肉・骨にダメージを受けない状態が嚙み合わせがよい状態です。

歯並びがキレイだとしても、嚙み合わせが悪いと徐々に身体に負担がかかってきます。
そして、嚙み合わせが悪い状態のままにしておくと虫歯歯周病になりやすいだけでなく、全身の筋肉や骨に影響を及ぼしてしまいます。

さらに、嚙み合わせがずれると口周りの筋肉が緊張します。
そうすると、バランスが崩れてしまい、肩こり・頭痛・腰痛などを引き起こすこともあります。
肩こり・頭痛・腰痛の原因が分からずに嚙み合わせを調べるとバランスが悪く、改善することでこれらの症状が落ち着くこともあります。

噛み合わせ不良を放置するリスク

●歯や歯ぐきに負担がかかる

正しい噛み合わせは、上下の歯に均等に力が加わります。
食べ物を効率よく咀嚼できることから、歯や歯ぐきにかかる負担は軽いです。
しかし、嚙み合わせが悪いと一部の歯に強く当たってしまい、歯ぐきに炎症が起きたり歯に負担がかかって欠けたり割れたりすることがあります。

●顎関節症を引き起こす

嚙み合わせの悪さから力が過剰にかかってしまうと、結果的に顎関節に負担がかかります。
そうすると、顎関節の痛みや腫れなどの症状がある顎関節症を発症してしまうのです。

●虫歯・歯周病のリスクが増える

嚙み合わせが悪いと、それに伴って歯並びも悪いことが多いです。
その場合、歯が重なっている部分などに汚れがたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

●頭痛・肩こり

口周りの筋肉は、肩や首とも連動しています。
嚙み合わせの異常でバランスが崩れると、そのしわ寄せが首や肩にも及びます。
有害な刺激が伝わり続けると、頭痛や肩こりを引き起こします。

噛み合わせについて

遺伝

嚙み合わせは遺伝生活習慣で決まります。
体質・骨格・肌の質・肌の色などご両親から影響を受けるものは多くあります。

・顎の大きさ
・歯の大きさ
・上顎・下顎のどちらかが出ているか

これらはご両親からの遺伝として大きく影響を受けるものです。
遺伝が原因で噛み合わせが悪いケースでは、顎の大きさと歯の大きさのバランスが悪いことご両親の出っ歯や受け口を遺伝している場合です。

ただし、必ず歯並びに影響が出てくるわけではありません。
「顎の大きさ」「歯の大きさ」は遺伝としてお子さんに引き継がれるのですが、どのように影響を受けるかは成長してみないと分からない部分があります。

また、遺伝による嚙み合わせの悪さは3割程度といわれています。
残りの7割程度は生活習慣が深く関係していることが分かっています。

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりでかかる力は負担が大きく、特に睡眠中は無意識のため、50~100キロの力がかかっているといわれています。
一方、矯正で歯を動かす時にかかる力は数10グラム~300グラム程度なので、かなり大きな力がかかっています。

歯ぎしりや食いしばりが与える深刻な影響が、嚙み合わせに負担をかけることです。
長期間にわたって歯ぎしりや食いしばりを続けると、歯の根に負担がかかり根が溶けたり、根の向きが変わってしまったりすることがあります。

また、歯に強い力がかかり続けることで歯が摩耗して、歯の長さが変わりかみ合わせに悪影響を与えてしまうことも考えられます。

このように、歯ぎしりや食いしばりは嚙み合わせに大きく影響をしているといえます。

くせ

●ほおづえ

何気なくほおづえがくせになっている方は以外に多いものです。
ほおづえがくせになっていると、お子さんの顎の成長に妨げになったり、顔が少しずつゆがんでしまうこともあります。
ほおづえは顎に負担をかけやすく顎関節症を引き起こしてしまう可能性も考えられます。
少しずつバランスが崩れていくと、結果的に嚙み合わせにも影響を及ぼします。

●舌のくせ

普段から舌の動きを意識している方は少ないと思いますが、無意識に行っている舌のくせが噛み合わせに悪い影響を与えていることがあります。
通常、口を閉じている時は、スポットといわれるポコッとした部分に舌先が触れているのが正しい位置です。
それが前歯に当たっていると無意識に歯を押していたり、食べ物を飲み込んだ時に舌に力をかけてしまうことがあり、悪い噛み合わせにつながります。

●ゆびしゃぶり

ゆびしゃぶりは「出っ歯」「開咬」の原因になり、噛み合わせの不正にも関係してきます。
一般的に4~5歳くらいまでにゆびしゃぶりを卒業することが望ましいですが、この期間を過ぎてもゆびしゃぶりを続けていると嚙み合わせへの影響発音しにくいなどのデメリットも出てきます。

●口呼吸

歯は、毎日刺激を受けて少しずつ動いています。
普段から口を開けっ放しにして口呼吸がくせになっている子供は、食事の際に舌で前歯を押しながら食べ物を飲み込みます。
この時かかる圧力は矯正治療よりも大きいと言われていて、毎日の食事の度に繰り返されると前歯がせり出し、悪い噛み合わせにつながります。

不良補綴物

合わないつめもの・被せ物・入れ歯が原因で噛み合わせに影響があることもあります。
嚙み合わせは生活習慣やくせなどで少しずつ変化をしています。
歯は少しずつすり減ったり変化をしますが被せ物はほとんど変わらないため、長年使うことでバランスが崩れてきます。
これらの嚙み合わせは大きな変化があることは少なく、少しずつ当たる部分が変わったりかみ合わせが強くなったりします。

「顎が疲れる」「噛むと顎が痛い」などの症状が出てくることはありますが、噛み合わせの不具合を自分で気づくことは難しいです。
定期的に通院をして、不具合が起きそうな場所を確認してもらいましょう。

合わない被せ物は嚙み合わせの不具合を招くだけでなく、虫歯や歯周病のリスクも高まります。
お口の健康のためにも、合わない被せ物は早めに治療をしましょう。

自宅でできる噛み合わせチェック

口を大きく開けてみる

口を大きく開けた時に指が3本分入らなかったり顎の痛みを感じる場合には、顎関節に負担がかかっている可能性があります。

初期の症状では、口を開けた時にカクっと音がすることがあります。
顎関節症になると、口を開けることで痛みが出て、食事に支障が出てくることもあります。

痛みはなくても、いつの間にか顎に負担をかけていることもあるので、早めに受診して相談しましょう。

割りばしでチェックしましょう

割りばしを口にくわえて奥歯で噛んでみてください。
割りばしが水平にならない場合には、左右の高さのバランスが均等になっていない可能性があります。

高さのバランスが崩れたままになると顎に負担をかけるだけでなく、歯並びにも影響を与えてしまうことも考えられます。

自然に治ることはほとんどないため、早めに受診して嚙み合わせを確認しましょう。

唇をとじてみましょう

鏡の前で唇を閉じてリラックスしましょう。
力を入れない状態で唇を閉じた時に、「上の唇が下の唇で隠れてしまう」「唇が閉じずに前歯が出てしまう」「下の唇を噛んでしまう」方は、噛み合わせが悪い可能性があります。

これらの症状は、大きく嚙み合わせがズレている場合が多いです。
早めに受診して噛み合わせを確認しましょう。

当院での噛み合わせに
対するアプローチ

噛み合わせチェック

噛み合わせを確認して、患者様に合った方法で治療を開始します。

●スプリント療法

寝ている時の歯ぎしりは、普段食事をして噛んでいる時よりも強い力がかかってしまいます。
スプリント療法は寝ている時にマウスピースを装着することで、噛み合わせのバランスを均等にして歯ぎしりの強い部分の力を分散・軽減する方法です。
マウスピースは症状や嚙み合わせの改善具合を確認しながら調整していきます。

●生活習慣・くせの改善

日常の何気ないくせは気づかずに続けていることがあります。
爪かみ・頬つえ・口呼吸・舌のくせなどは噛み合わせに悪影響があります。
指摘されたくせがある方は意識して改善していきましょう。

●咬合再構成

合わない被せ物がある場合には、調整をしたり作りなおしをすることもあります。
全体的なバランスをみて調整を行います。

ワイヤー矯正

噛み合わせに不具合があると、顎に痛みや違和感がある方が多いと思います。
その状態で矯正治療をすると、痛みが強く出てしまう可能性があります。
そのため、顎の痛みなどの顎関節症の症状がある方は、プレートを使用して顎の位置を正しい位置に誘導して顎の緊張を緩めます。
そうすることで、顎関節の痛み・肩こり・頭痛などの症状の改善が見込め、そこから矯正治療をスタートすることができます。

顎が正しい位置にきた状態で、ワイヤー矯正をして噛み合わせを改善していきます。
ワイヤー矯正は、一般的に行われている歯の表面にブラケットという装置をつけてワイヤーを通し、適切な力をかけながら歯を動かしていく方法です。

お子さんも大人もワイヤー矯正は同じ方法で行います。

マウスピース矯正

噛み合わせの不具合は、「ストレス」「生活習慣」「歯の治療による影響」などさまざまな要因があります。
そのまま、マウスピースを使用した矯正を行っても、対処療法で根本的なことは改善していません。
まずは、噛み合わせが悪くなった原因を取り除かないと、歯並びをよくしても後戻りの原因になってしまいます。

そのため、まずは患者様のお話をじっくりお伺いし、生活習慣やくせの改善をしてお口周りの筋肉の固まったところの改善の治療を組み合わせながら行います。
根本的な原因の改善ができたら、マウスピース矯正を開始します。

マウスピース矯正は、患者様に合った透明のマウスピースを装着します。
そして、形の違う新しいマウスピースに変えていくことで少しずつ歯を移動する矯正方法です。

よくある質問

噛み合わせの治療はどんなことをしますか?

噛み合わせに問題があっても、症状や程度によって治療方針が異なります。
顎がズレている方は、噛み合わせを正しい位置に誘導することで、顎関節の位置を調整します。

歯並びはよいのですが、噛み合わせが悪いことはありますか?

見た目の歯並びはきれいでも、噛み合わせに問題がある方は大勢いらっしゃいます。
上下の歯を横に滑らせてみて、奥歯に引っ掛かりがある方は噛み合わせの問題があるかもしれません。
一度受診して確認してみましょう。

歯ぎしりを治したいのですが、可能ですか?

寝ている間は無意識なので、意識することが難しいです。
歯ぎしりから歯を守る「マウスピース」治療をすることは可能です。

噛み合わせの調整で歯を削る時に痛みはでますか?

虫歯治療の時に歯を削って痛みが出るのは、エナメル質ではなく象牙質です。
噛み合わせの調整で少し歯を削る場合でもエナメル質の極薄い部分だけなので、痛みがでることはありません。

いつの間にか口呼吸になっています。

口が閉じにくいことで口呼吸になっている可能性があります。
その場合嚙み合わせを改善することで口呼吸が治ることもあります。

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著者 Writer

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廣嶋 一哉
【資格】歯科医師
【出身大学】東北大学 歯学部
【出身大学院】千葉大学大学院 医学薬学府先端医学薬学専攻

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